もう君には恋はしない


「ここじゃない?」

あたしと優衣は広い学校内をさまよって、

やっとクラス発表がされているところにたどりついた。

周りを見ると、あたし達みたいにさまよっている人は、少なかった。

「やっぱり、高校からの入学は珍しいのかもね・・・。」

「そうですね・・・。あっ!」

「ど、どうしたの?」

優衣はここ、と掲示板を指差した。

「あ!あたし達、同じクラスだね!」

「よかったぁ・・・。本当によろしくです。」

「うん。よろしく。」

あたしは、同じクラスでよかった、と思いながら優衣の横を歩いた。