「しゅ、瞬っ!」

「ん?あ、悪いな。」

「足っ・・・速すぎっ・・・。」

あたしじゃなかったら

絶対追いつけてなかったよ?

いつからこんなに、足速くなったの?

「走らせちゃって悪かったな。」

「あ、あたしは大丈夫だけど・・。」

流石にちょっと息切れ〔笑〕

「もう、着いちゃうね。」

「・・・だな。嫌だったらやめていーんだぞ?」

「・・・瞬だからいいの///もう、言わせないでよ///」

恥ずかしいんだから!

「あんり、真っ赤。」

「っ//・・そ、そーゆう瞬こそ。」

「はぁ?俺は赤くなってなんかねーし。」

「えー?いつもより顔赤いと思うけどー?」

「ま、マジかよっ!」

「ほらやっぱりー。気にしてたんじゃない。」

珍しくホントに赤くなって

顔を背ける瞬。


・・・なーんだ。

恥ずかしいのは、緊張してるのは

あたしだけじゃないんだ。

瞬もおんなじなんだ。