もう君には恋はしない

キーんコーンカーンコーンー♪

「ん・・?今・・何時・・・?」

「・・・あ・・。やべー、もう16時だ。」

「嘘っ!あーあ、授業丸々サボっちゃった・・。」

「ま、へーきだろ。」

まだ少し眠いけど

このまま寝ていたら、夜になってしまう。

あたし達は仕方なく

少しだけ重く感じる身体を起こした。




「ほら、帰るぞ?」

「でも、荷物っ・・・。」

「桐達が持ってくれてんだろ、多分。」

「そ、そうね。」

差し出された手を、少しだけ緊張したように

あたしは握る。

「何緊張してんだ?」

「し、してないわよっ////」

ニヤリ、と笑っている瞬を見ると

すべてを見透かされてるみたいで

なんか悔しい。

「お、桐発見。」

「ホントだっ。」

靴箱のほうで

あたし達に手を振っている桐達。

やった!荷物もあるっ!