「ゴメンっ。ゴメンね、桐っ・・・。」
「俺でよかったら、ここにいてやるから。だから、好きなだけ泣いて、今日はもう帰れ。」
「うん・・・。」
「俺が、おくってやるから。」
「うん・・。」
ずっとずっと、一緒にいて。
確かに、そんなに長い時間じゃないのかもしれない。
でも。
あたしは、瞬のことが
好きで、好きで、
たまらないんだ。
「・・・落ち着いた?」
「ん・・・。もう大丈夫。」
こんなんじゃ、本当に授業受けらんないわ。
「家に帰って、ちゃんと寝ろ。お前、寝てねーだろ。」
「なんでわかったのよ・・・。」
「顔色悪すぎ。2年だけ、待っててやれよ。それまでは、俺達がそばにいるから。」
「ん・・。ありがとね・・。」
桐に手を引かれて
家までの道を歩く。
優衣には悪いけど、その辺はちゃんと理解してくれているでしょう。
だって優衣だもん。
「ほら、ついたぞ。」
「うん・・・。」
「また明日な。」
「うん。行けたら行くから。」
どうか、わかんないけど。
頑張っていくから。
桐と別れて、
「・・・ただいま。」
と家にもどる。
「あんり?どうしたの?」
「瞬が、瞬が・・・。」
「瞬君が、どうしたのよ?」
「アメリカ、行っちゃったのぉ・・・。」
あらためて、口に出すと
おさまったと思っていた涙が
またこぼれ始めた。
「俺でよかったら、ここにいてやるから。だから、好きなだけ泣いて、今日はもう帰れ。」
「うん・・・。」
「俺が、おくってやるから。」
「うん・・。」
ずっとずっと、一緒にいて。
確かに、そんなに長い時間じゃないのかもしれない。
でも。
あたしは、瞬のことが
好きで、好きで、
たまらないんだ。
「・・・落ち着いた?」
「ん・・・。もう大丈夫。」
こんなんじゃ、本当に授業受けらんないわ。
「家に帰って、ちゃんと寝ろ。お前、寝てねーだろ。」
「なんでわかったのよ・・・。」
「顔色悪すぎ。2年だけ、待っててやれよ。それまでは、俺達がそばにいるから。」
「ん・・。ありがとね・・。」
桐に手を引かれて
家までの道を歩く。
優衣には悪いけど、その辺はちゃんと理解してくれているでしょう。
だって優衣だもん。
「ほら、ついたぞ。」
「うん・・・。」
「また明日な。」
「うん。行けたら行くから。」
どうか、わかんないけど。
頑張っていくから。
桐と別れて、
「・・・ただいま。」
と家にもどる。
「あんり?どうしたの?」
「瞬が、瞬が・・・。」
「瞬君が、どうしたのよ?」
「アメリカ、行っちゃったのぉ・・・。」
あらためて、口に出すと
おさまったと思っていた涙が
またこぼれ始めた。

