もう君には恋はしない

コンビニにて。

「俺、どれのもーかなぁ・・・。」

結構真剣な顔して悩んでる、

瞬の横顔を見つめながら、あたしも飲むものを決める。

ん・・・。

紅茶もいいけど、

炭酸も捨てがたい・・・。

こっちまで、ちょっと真剣になってしまった。

「俺、これにするっ。あんりは?」

「あたしはねぇ・・・。これっ。」

炭酸飲料のペットボトルを指差した。

新発売、とか書いてあるから、

ちょっと気になったのよ。

「んじゃ、買ってくるわ。」

「あ、あたしもお金払うわよ?」

「いいって。俺のおごりで。」

自分のと、あたしのを持って、

すぐにレジへと行ってしまう瞬。

もー・・・。

おごりなんて、いいのに。

これ以上何かもらってたら、

もらいすぎになっちゃう。

「ほい。」

「ありがと。」

何事もなかったかのように戻ってきて、

あたしにペットボトルを手渡してくれる。

「あ、あの・・。瞬?」

「んー?」

「あたしのも、飲んでみる?」

「お。飲む飲む。」

くれくれ、とあたしを見つめてくる瞬。

あたしは自分で、炭酸を口に含んで、

瞬にキスをした。

「ん・・・。」

口の中がシュワシュワして、

瞬がごくり、って喉を鳴らしたのがわかった。

「どう?」

「・・・美味い。」

流石に照れたのか、瞬は耳まで真っ赤になって

あたしから目を逸らしていた。

な、なんて大胆なことをっ・・・///

今になって、恥ずかしくなってきたっ・・・///