「えっ?」

「はーやーく。」

至近距離で、じーっとあたしを見つめながら

あたしからキスするのを待ってる瞬。

「っ・・・チュっ。」

「んっ・・・。」

しょうがなく、

瞬の唇に、あたしの唇を当てる。

すると、さっきまで受身だった瞬が

あたしの頭の後ろをぐっと引き寄せて

もっと強く、キスをする。

「んんっ・・・//」

「っ・・・。ふぅ。」

「んっ・・。ぷはっ・・。」

「苦しかったか?」

・・・フルフル。

首を振るあたし。

「よかった。・・・な、あんり。」

「ん?何?」

「問題。ここはどーこだ。」

・・・?

ここは・・・

「ホテルのベッドの・・・上?」

「正解。じゃ、ここでやることといえば?」

「ここで・・・やること?」

・・・何?

わっかんない。

「時間切れー。せーかいはぁ。」

「正解は?」

瞬が、ニヤリ、と妖しい笑みを見せる。

・・・あっ!

もしかして・・・。

その、えっと・・・。

恥ずかしくて言えないっ///

「あ、もしかして、わかったぁ?」

「わかんないっ///」

「嘘つけ。」

押し倒された体勢のまま、あたしの頬を

プニプニ、と突く瞬。

「赤くなってる。」

「う、うっさいっ///」

もーっ!

瞬の、エッチっ///