そして、クリスマスパーティ終了後。

「リリア先輩。ここの片付けは、どうするんですか?」

「明日にするつもりだから。あんりさん達も、今日は帰っていいわよ。」

「じゃ、お先に失礼しまーす。」

・・・よかったぁ。

ちょっと心配だったんだよね。

これから片付けあったら、どうしようって。

でも、ないならカラオケ行けるわね。

「あんり?どうだった?」

「今日は帰っていいって。」

あたしは、ニコニコしている顔を止められないまま

瞬に言った。

「よかったな。んじゃ、行くか。」

「うんっ。」

優衣は桐と相変わらず手繋いで歩いてる。

まぁ、あたしもだけど。

あいてる左手で、美希達を手招きして

あたし達7人は、カラオケ店へと進む。

「ここねっ。早く入ろー。」

「そう焦るんなって。」

だってしょうがないじゃん。

楽しみなんだからっ。