もう君には恋はしない

「ホント、キレーだねぇ・・。」

皆も、あたしと同じように

ツリーを見つめてた。

でも、瞬だけは・・・違ったみたい。

「なぁ、あんり?」

「・・・ん?どうしたの?瞬。」

「いや。・・・キレーだな。」

「うんっ。すっごくきれい。」

「でも、俺にはお前のほうが、キレーに見えるぜ?」

「っ//・・・ありがと//」

瞬は、なんだか

少しまぶしそうに、あたしのことを見つめていた。

「ツリーの光に照らされたお前が、1番きれいに見えるよ。」

「ど、どしたのっ//いきなりそんなこと//」

瞬、大丈夫かしら?

いつもなら、絶対言わないはずなのに・・・。

こんなセリフきいたの、初めて。

「今なら皆、ツリーに集中してるから。だから・・・。」

「だから?」

「俺も、素直になんなきゃなって。それだけ//」

最後のほうは、恥ずかしそうに顔を背けてしまってたけど

嬉しい//

あたしに、素直な気持ち伝えようとしてくれたんでしょ?

嬉しくないわけないじゃない。

「ありがと。じゃあ、これはお返し。」

そう言って、瞬の唇に軽く触れるだけのキスをする。

あたしのほうが、もらってばっかりで。

返せてるか、わかんないから。

こんな時くらい、素直にならなくてどうするのよ。

「お前さ・・・。」

「何//?」

「キス、上手くなったよな。」

「へっ?」

どうゆうことっ?

キス、上手くなったって・・・。

いいこと?悪いこと?

「俺は嬉しいけど。」

「なんでよ//」

「だって、それ、俺のせいだろ?俺のせいで、お前がそうなったことが嬉しい。」

「な、なんでよっ!」

「それだけ俺と、キスしてきたってことじゃん。」

さらっと恥ずかしいことを言う、瞬。

もーっ///

顔があーつーいーっ///