あれから、ちゃくちゃくと準備は進み

もちろん時も進み。

やってきました、クリスマスパーティっ!

・・・というわけで。

放課後、4:30にて。

他の生徒は、一旦着替えに帰ってから

7:00に体育館集合。

生徒会メンバーは、

最終チェック後、一旦帰宅。

「リリア先輩、マイク大丈夫そうですか?」

「ええ。食べ物とか、大丈夫?」

「はい。ツリーの明かりも大丈夫ですよ。」

・・・と、まあ。

大忙し〔笑〕

「はいっ。皆準備ありがとう。これでチェックはおしまいよ。」

リリア先輩はふぅ、と安心したように息を漏らしながら言った。

「各自一旦着替えのため帰宅してね。生徒会メンバーは6:30集合ですから。」

「「「「はーい」」」」

生徒会女子のメンバーの声が、体育館に響く。

「じゃあ、解散。」

あたしは瞬を捕まえて、帰る。

まあ、いつものことなんだけど。

「瞬、今日何着てくるの?」

「さぁ?」

「もーっ!教えてくれたっていいじゃないっ!」

「お前だって教えてくんないじゃん。」

「女の子は秘密なのっ!」

なんだそりゃ、と瞬は笑う。

パーティって肩書きがあるから、

皆ドレス?みたいな可愛い格好してくるみたいだし。

そのこと、母さんに一様伝えたら

なんか大はしゃぎしだして驚いた。

↑は、2日前のことよ。

「じゃあ、迎えに行くから。後でな。」

「うん。後でねー。」

あたしの家の前で、瞬と別れて、

あたしは家のドアを開いた。