もう君には恋はしない

2階にて。

ある部屋の前。

「瞬の部屋はここよ。他にここしか部屋はないから、夜も一緒だけど・・・大丈夫?」

「あ、はい。大丈夫です。」

なんか、答えがおかしい気がするけど、

あたしの家に泊まりにきたときだって、一緒に寝たわけだし。

大丈夫・・・なのかしら?

「ちょっと、瞬のこと聞かせて?あの子、あんりちゃんにひどいことしてない?」

「瞬は、すっごく優しいですよ?たまに、意地悪なときもあるけど・・・。」

「そう。あの子、もしかして・・・大胆だったりする?」

「はい。」

これは、即答できるわ。

あいつは、エロぃもん。

「そうなの。ありがと、瞬のこと好きになってくれて。」

あれ・・・?

これ、瞬も言われてたんじゃないの?

あたしの母さんに。

「瞬のこと、よろしくね。」

「もちろんです。」

「勝手なこと、するかもしれないけど・・。必ず最後は、あんりちゃんのところに帰ってくると思うから。」

「は、はい。」

「瞬の彼女が、あんりちゃんでよかった。」

瞬のお母さんは、

それだけ言ってから、階段を下りていった。

「・・・?」

とにかく、瞬の部屋に

あたしは足を踏み入れた。