もう君には恋はしない

約2時間後。

「どうどう~?」

「似合うって!可愛いよぉ♪」

「ありがとー。」

あたし達は全員着替えを終え、

お互い見せ合いっこしていた。

「あ、あの・・・。お客様。」

「はいっ?」

「彼氏さんが、きていますよ?」

「えっ?瞬が?」

「はい。」

まさか、くるとは思わなかったなぁ・・・。

まぁ、とにかく。

「あたし達、着替え終わってるんで。中に入れてもらえます?」

と、定員さんにたのむ。

「わかりました。」

がちゃっと扉が開いて、

瞬と、その後ろから桐も入ってくる。

桐もいたんだ。

優衣を見に来たのかしら?

「瞬っ!どうどう?また着ちゃったっ!」

「・・・。また可愛いの着てんな。」

「ホントっ?」

「めっちゃ似合ってる//」

テレながらも、ちゃんとほめてくれる瞬。

あたしは、友達の前にもかかわらず

瞬に抱きついた。

「お、おいっ!あんりっ?」

「あっ!ご、ごめんっ//」

ちょっと慌てた瞬をに気づいて、ぱっと身体を離すあたし。

「可愛い奴。もうちょっと、くっついてろよ。」

さっきまで、驚いてたくせに

あたしがちょっと照れると、すぐ意地悪になる。

あたしの腰を抱いて、

ぎゅーっと密着させる。

「もー///恥ずかしいってば///」

「お前からくっついてきたんだろ?」

「そ、それはそうだけど・・・。」

「なら、くっついてればいい。」

そうじゃなくてね。

周りの視線が・・・。

ちょー恥ずかしいのよ//

マミちゃんとカンナちゃんは

『ヒューヒュー//』

とか言ってるし、

優衣達まで、イチャイチャしだしたし、

美希と定員さんは、苦笑いしてる。


でも、会えて嬉しい///

今日、初めての瞬の体温は

あたしよりもおっきくて、

あったかかった。

ホントに、安心できる//