もしかして…
あの『ぽたっ─。』っていう音は涙が落ちた音だったの──?
人前で泣いてしまったというショックでしばらく、話せなかった…
すると──。
「本当、感謝しろよっ?
俺が助けてやらなかったらお前、死んでたぞ笑」
はぁ?
何こいつ。
グイッ!!!
「死ぬ?
簡単に言わないで!!!
あんたに死んでいく人の気持ちなんて分からない!!!
しかも、何その態度。
誰が助けてなんて言ったのよ…!!!
余計なことをしてくれるわね!!!」
おせっかい!
最後にそう一言付け加えて、自分より背の高いこいつの胸ぐらにある自分の手を離した。
ふんっ!!!!言ってやったわ。
次、こいつが何言ってきたって無視しよ…
もう会うこともないだろうから。
ってか、私キャラ変わってないっ?!
あ、そうだ。
私って興奮したり、怒ったりするとこうなるんだった。笑
よしっ、どんと来い!
一人で勝手に待ち構えていた。───が…
──────。
ん?何で女にこんなに言われてこいつ言い返さない?
不思議に思って、こいつの顔を見上げた。

