あなたと過ごした日々




ふーん…そうなんだ。





そういえば私、階段のところに居たもんな。





─…って、えっ?!泣いてた?!



今、泣いてたって言ったよね?




って誰が?





もしかして…私だったりする!?





信じらんない…



この私が泣くなんて…───





私は物心ついた時にはもう人前で泣くようなことはしなかった。
親にそう教えられたからだ。





「羅南は生まれつき体が弱いんだからくじけないように心は強くあるのよ?」





そう言われた日から絶対に人前で泣いたりしなかった。