いつまでそうしていたんだろう。





私にも分からなかった。





いや、分からないんじゃなく考えようともしなかった。





別に何でもいいやって。





そんなどうでもいいことを考えていると、





「どうした?大丈夫か?」





これがあなたとの出会いだった──。




まわりに人が居たことに驚いた私は、急いで声のした方に振り向いた。
すぐ後ろに人が来ていたことも知らずに…



「誰っ?!」


──バッ!!!!!



「ちょっ、おま…!!!!」


────えっ?



「キャァ!!!!!」



──グイッ!!!