俺は女の側まで寄って、 「どうした?大丈夫か?」 と、声をかけた。 …なるべく優しい声で。 ──…すると、 「誰っ?!」 ──バッ!!!!! すごい早さで女がこっちを向いた。 とても驚いた顔をしていて、こんな近くに居るのに気づいていなかったようだった。 どんだけ鈍いんだよ…。 呆れながら、ここが階段だったことを思い出した──。 「ちょっ、おま…!!!!」 ──っ!!危ないッ─…!!!!!! そう、思った時にはもう遅かった…