本当はいけないけれど私はアメを口に含んだ。


そうしたらほとんど緊張しずに自己紹介ができたんです!


私は思わず黒沢君の顔をみた。


「誰にもナイショ。メガネ同盟の俺らだけの秘密な」


唇に人差し指をあててシーッとやる彼に私はドキッとした。


私は顔が赤くなるのを感じながら何度も首を縦にふる。


ていうか・・・メガネ同盟??


目が悪い人はみんな高校に入ってコンタクトに
したため私たちのクラスにメガネは私たちしかいない。


だからなんでしょうか?



そんなことを思いながら私は席に着いた。