初恋は危険な香り!?





  「ん・・・」



  私は気が付き、目を覚ました。



  「ここ・・・どこ?」



  白いベッドに白いカーテン・・・保健室?


  「お、気が付いたか、結城さん?」

  「あ・・・あ!あの朝の・・・・!」



  私の目の前には朝、リボンを拾ってくれた

  あの彼がいた。


  「覚えてくれてたんだ?嬉しいなー♪」

  「えっと・・・」

  「俺はね保健室の先生ってやつ!君は
   倒れちゃったからここに来たんだよ。」

  「あ、そうなんですか・・・」

  「熱は、ないと思うんだけどな」


  そういうと先生は私のおでこに自分のおでこを・・・


  「き、きゃああ!」


  「え?何、何?」


  いきなりすぎて私は恥ずかしくて叫んでしまった。

  
  「あ、照れたんだ?かわいい~」


  そう言いけらけらと笑っている。