「おーい、そこの君!」 「へ?私?」 1人の男の人が私に近寄ってくる。 「は、はい!」 「リボン、おとしたよ?」 そういわれて胸元を見ると新入生の証の リボンがなかった。 「あ、ほんとだ!すいませ・・・」 すいません、と言いかけて相手の顔を見ようと 顔をあげた、 「もう落としたらダメだぞ?」 そういいながらニカッとほほ笑む顔に一目ぼれだったのかもしれない。 ガタン! あまりの衝撃に椅子から落ちてしまった・・・ 「あ、すいません・・・」