ドキドキしてきた。 暑いからなのか、好きになったからなのかわからなくて… 「だ、大丈夫です…。ちょっとクラクラしただけで…あはは…」 もう何がなんだか、頭ん中ぐるぐるだぁ 「そうですか。熱中症にはきをつけて下さいね。」 といって去っていった。 急に頭が冷めて、ずっと背中を眺めていた。 華奢な身体に少し大きなスウェット。 あぁ犬の散歩途中だったのか…かわいい柴犬だ。