「霧もこれから思い出つくっていけばいいの。ほら、すねないすねない。おいで?」 私が呼ぶと霧はギューっと抱きしめてきた。 こんなに甘えん坊だったっけ? あぁ。きっと甘えたくても甘えられなかったんだよね。 「だめっ!雪っ!霧から離れて!」 銀がギャーギャー騒いでる。 碧はパソコンに夢中。 「雪。離れないとお仕置きな」 白がにらみながら言う。 白のお仕置きは怖い。 くすぐり地獄ってことだ。 「キャー」 こんな日々が続けばいいと思ってしまう私がいる。