「何作ろっか」
彼女が冷蔵庫の中を見ながら、楽しそうに言った。
彼女はいつも、何をするにも楽しそうにする。それを見ているだけで、こっちも何だか楽しくなってくる。
「パスタとかどうかな?」
「いいね。作れるの?」
「失礼な!あたし料理は結構得意なんだから」
そう言いながら、鼻歌まじりに料理を始めた。
「手伝うよ」
俺は彼女の隣に並んだ。何だかこうしていると……
「夫婦みたいだね」
「えっ……」
「ほら、こうして休みの日に2人で並んで料理してると、夫婦みたいじゃない?」
「今同じこと考えてた」
「本当に!?」
彼女が横で嬉しそうに笑った。
入学した時には思ってもみなかった。
俺にとってはすごく遠い存在だったはずの彼女が、今こうして横にいて、同じことを思って、2人で笑いながら同じことをしている。ただそれだけが嬉しかった。他の人から言わせたらバカップルかもしれないけど。
彼女が冷蔵庫の中を見ながら、楽しそうに言った。
彼女はいつも、何をするにも楽しそうにする。それを見ているだけで、こっちも何だか楽しくなってくる。
「パスタとかどうかな?」
「いいね。作れるの?」
「失礼な!あたし料理は結構得意なんだから」
そう言いながら、鼻歌まじりに料理を始めた。
「手伝うよ」
俺は彼女の隣に並んだ。何だかこうしていると……
「夫婦みたいだね」
「えっ……」
「ほら、こうして休みの日に2人で並んで料理してると、夫婦みたいじゃない?」
「今同じこと考えてた」
「本当に!?」
彼女が横で嬉しそうに笑った。
入学した時には思ってもみなかった。
俺にとってはすごく遠い存在だったはずの彼女が、今こうして横にいて、同じことを思って、2人で笑いながら同じことをしている。ただそれだけが嬉しかった。他の人から言わせたらバカップルかもしれないけど。



