学校に着くと、もうバスは来ていた。

「荷物、貸してみな?」

龍也が私の重い荷物を積んでくれる。

幼なじみだけど、こんな優しい動作にたまにキュンとくる時もあったりする。


まぁ、龍也は昔からモテるからなぁ。


少しわかる気がする。

...なんて微笑ましく思っていたら......