「え・・・?何コレ。」

ここは、学校の下駄箱。もちろんこんな恋愛小説なんだから展開は
おわかりだろう。。。

「美奈の下駄箱に手紙入ってるー」

美奈とは、私のこと。本名は高井 美奈。

つるんでるメンバーの皆は、美奈って呼んでる。

その声にきずいた中心的な存在の吉本 美華が私によって来た。

正直この子は、自分が金持ちだからって自己中に育ってしまった子だからうざい。

でも、周りに人はよってくるし面倒になるのは嫌だから我慢してる。

よくよく考えると、美華としゃべってなかったかも。。。

「まじで!?美奈に?はやく開ければ??」

そういえば美華は、彼氏と別れたんだっけ??イライラしてるのかな?

私がゆっくりと下駄箱にあった手紙をとって美華の前に立った・・・とゆうより、
皆の前に立ったのが正しいかも。

今どき、下駄箱に手紙って・・・(笑)ってかんじなんだろう。

それは、男女関係なく興味を持つ。

それでうちの後ろに群がってるわけ。

もちろんうちに興味を持って群がることなんて今までなかったから
ある意味、緊張してます・・・・。

「あーーー!!じれったいっ!ちょっと貸して!!!!」

美華に私宛だろうと思われる手紙を強引に取った。

そのときに あっ と声あげたけど私の声は周りにいる人の声がうるさくて
聞こえない。

私の周りにいた人は、手紙(たぶん私宛の)を取った美華のところへ自然に
行った。

美華はすかさずあの手紙を容赦なく開け、周りの人にも見えるように開けた。

もちろん、私は美華の前にいるから見えないけど。

「・・・何、、、コレ!!まじむかつく!!!」

美華、特有の大きな声をあげ、荒っぽく私に手紙を見せた。

『噴水公園の噴水の前で夕方5時に待ってます。 翔』