潤佳ちゃんは頷くとパソコンを持って車から降り、あたしの隣で膝を折ってしゃがみ、膝の上にパソコンを置いて操作する。 『今さらやめるって言うのか。7人……俺が手ェ出したヤツらも合わせて12人やっといてか?』 パソコンから流れる自分の声に、対象が体を固くする。 『でっ、でも……』 これは飛鳥の声だ。 『選ばれなくてもいいのか?』 撮影の事か。 『っ……』 切りのいい所で潤佳ちゃんが会話を止める。