「仕方ないよ。ケガしてたんだから」
言うと、ルークが驚いたようにあたしを見る。
「あれ、違ってた?昨日女子生徒受け止めた拍子に右足挫いたか何かしたんじゃないの?」
「……あぁ」
ルークが肯定すると、天野さんと伊吹さんも驚く。
「足ケガしてたのか?」
「ウェイターを追いかけた時も高杉さんたちを庇ったときも普通に速かったから気付きませんでした。大丈夫ですか?」
「……大丈夫だ」
カフェテリアの入口で私服に着替えた莉央さんと合流する。
中に入り、辺りを見回すが、生徒もウェイターも誰もいない。
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