「その体調を崩した人は、おそらくカフェテリアで何か盛られたんだろう。先程のケーキのようにな」
飛鳥がやたらとケーキを気にしてたのは、何か盛ったからだったのか。
あれ?でもあたし、ここに平気で立ってるじゃん。
「もともと瑠稀に運ばれてくる予定だったケーキは莉央が処分した」
「おお。助かった」
ルークは小さく溜息を溢して話を続ける。
「それに、体調を崩したという被害者は5人。その5人は全て2年か3年のどちらかだ」
「あ、そっか。学年が違って交流が少ない飛鳥に、そんな事できるわけない」
それも、5人も。みんな飛鳥に何か盛られた物を食べさせられてたとしたら、とっくに足が付いてたはずだ。

