「昼休み、校舎裏から戻る途中、階段の上から突き落とされたと思われる生徒を受け止めた」
夕食を取りながらのミーティングで、ルークが一番初めに口を開く。
「えっ!?」
莉央さんたちは盗聴機で様子を聞いていたためか、あまり驚いた反応を見せない。
「その人は……?」
「モデル科2年、選ばれるだろうと噂されていた女子だ。ケガはない」
ほっと胸を撫で下ろす。
「犯人は?」
莉央さんの問いにルークは黙って首を横に振る。
「だが、背中を押される瞬間、女子の制服が見えた、と言っていた」
「じゃあ、犯人は女子生徒ってこと?」

