宮間探偵事務所事件ファイル 2




薬匙はルークに握られてたのにひんやりとしてる。


「どこで手に入れたの?」


「ここ。上がちょうど、化学実験室になっている」


どういう事だ、と首を傾げる。


「1時間目、そこを使ったんだが、窓際に置いてあったそれを落としたやつが居たんだ」


「それを拾ったって事?」


ルークは黙って頷く。


「何だ。よかったー……」


ホッと一息吐く。


ルークが殺人未遂犯になるんじゃないかとひやひやした。


そんなあたしを一瞥して、ゴミをビニール袋に入れたルークは、「捨てておいてくれ」とそれを寄越す。