訊き返したところで、ルークが小さく舌打ちをした。 「?何……」 ルークが顔を横に向け、一点を見つめだした事に、舌打ちを向けた相手があたしじゃないという事に気付く。 「何の用だ」 パンを袋に戻し、ルークが立ち上がる。 すると、校舎の陰から人が出てきた。 どっかで見たことあるやつだと考え込み、渡辺美絢の取り巻きの中でリーダー格だったやつだと思い出す。 「宮間てめぇ……」 「用件を言ってくれ」 お前の相手をしている暇はないと言わんばかりに言い放つ。