奪い取るようにしてパンを取り、開封してかぶりつく。 ルークはあたしの隣に座り、ビニール袋から出した別のパンを開封する。 「ふぇ、ふぁんふぇふぉんふぁふぉ?」 「呑み込んでから言え。理解できん」 「で、何で呼んだの?」 ゴクンと呑み込んで言い直し、さらに出てきた疑問についても訊く。 「てか、いつこのメモ書いたの?3時間目体育だったんでしょ?ペンも紙も持ってなかったよね?」 ポケットからメモを出して、改めて眺める。 「保健室で氷嚢を探してる時に書いた」 「は?直接言えばよかったじゃん」