ルークは黙って備品をあさり、少しすると氷嚢を探し出してきた。
それを飛鳥に渡すと、授業に戻ると小さく言って保健室を出て行った。
「……瑠稀、今の先輩と知り合いなの?」
「えっ!?」
「一昨日転入してきた先輩だよね?昨日も凄い目立ってた……」
昨日……撮影の事か。
「う、うん……。朝、先生に話を聞いてる時に、ちょっと……」
苦しい……。
「へぇ……。加奈がカッコいいって言うだけあるね」
顔だけデスヨ。
「そろそろ戻ろっか」と飛鳥が立ち上がる。
「大丈夫?」
「うん、大丈夫。付き合ってくれてありがと」

