宮間探偵事務所事件ファイル 2




ルークは黙って備品をあさり、少しすると氷嚢を探し出してきた。


それを飛鳥に渡すと、授業に戻ると小さく言って保健室を出て行った。


「……瑠稀、今の先輩と知り合いなの?」


「えっ!?」


「一昨日転入してきた先輩だよね?昨日も凄い目立ってた……」


昨日……撮影の事か。


「う、うん……。朝、先生に話を聞いてる時に、ちょっと……」


苦しい……。


「へぇ……。加奈がカッコいいって言うだけあるね」


顔だけデスヨ。


「そろそろ戻ろっか」と飛鳥が立ち上がる。


「大丈夫?」


「うん、大丈夫。付き合ってくれてありがと」