瞬間、ルークは何かを感じたらしく、後ろをちらりと見て、顔をしかめて別の場所に移動してしまった。 何なんだ? じっと見ていると、ルークが居た場所にハデ目な女子が現れた。 誰かを探しているようにキョロキョロしている。 あぁ、なんとなく理解した。 ルークはあの女子から逃げたのか。 「瑠稀。どしたの?」 後ろから小さく声をかけられる。 驚いて振り向くと、安西さんがあたしの視線の先にいた物を見る。 「あぁ、あのセンパイまた……」