ルークは所員の顔を順番に見る。
「俺は、無理だからね、ルーク。学ならいけそうだけど」
莉央さんはルークの考えていることが解ったのか、先に意見する。
「ああ。……学ならいけるか……」
「えっ、ちょ、何?何か怖いんだけど!」
いきなり話に巻き込まれた学は体を固くする。
「制服着れば高校生に、」
「ちょっと待って!いくらなんでもオレ嫌だよ!」
学は莉央さんの言葉を遮って叫ぶ。
制服という単語で、学校に誰が生徒として潜入するか、という話題だと理解した。
「ルークがやればいいじゃん!!」
「まあ、フツーそうなるよね。学校行ってれば高2だし」
学の言った事にそう相槌を打つと、莉央さんもさっきの意見はどうしたのか賛同する。まぁ、学がいけるとは最初から思ってなかったのだろう。

