宮間探偵事務所事件ファイル 2




ルークは所員の顔を順番に見る。


「俺は、無理だからね、ルーク。学ならいけそうだけど」


莉央さんはルークの考えていることが解ったのか、先に意見する。


「ああ。……学ならいけるか……」


「えっ、ちょ、何?何か怖いんだけど!」


いきなり話に巻き込まれた学は体を固くする。


「制服着れば高校生に、」


「ちょっと待って!いくらなんでもオレ嫌だよ!」


学は莉央さんの言葉を遮って叫ぶ。


制服という単語で、学校に誰が生徒として潜入するか、という話題だと理解した。


「ルークがやればいいじゃん!!」


「まあ、フツーそうなるよね。学校行ってれば高2だし」


学の言った事にそう相槌を打つと、莉央さんもさっきの意見はどうしたのか賛同する。まぁ、学がいけるとは最初から思ってなかったのだろう。