と言っても、こちらがミスをした事には変わりないので、正規の料金の半分ほどただ働きで、それ以降は給料を渡している。 <それなら、もっと扱き使ってやってください> 瑠稀の母親が笑って言う。 「高杉さんがおっしゃるならそうしましょうか」 今でも人使いが荒いと言われる事があるが、母親が言うなら問題はないだろう。 「ルークー。学が疲れたから休憩にしようってー。少し早いけどおやつにしよー」 瑠稀が屋上に出て来て、近くに来る。 「あ、ごめん。まだ電話中?」 「今行く。すみません」