「…ほんとに、恥ずかしいよ。
まさかプレイボーイのあなたが大学生に告白したなんて、誰も信じられないんじゃない?」

ははっと笑いながら、そうかも。とあたしの手を握った。

そんな事で胸がキュッとなる。

なんだか、凄く可愛く感じるのは何故?
あんなに憎たらしくて上から目線だったのに、何だか愛おしい。

あぁ、これが恋から愛に変わる瞬間なのかも、と思った。