それから俺は
目を瞑ってみたり
どっかをじーとみたりしてい




結真は
ご飯食べたり
雑誌読んだりで




同じ空間に居るのに
全然違うことをしてすごした







あれ?


ふと窓を眺めてたら
何かが落ちてきた





なんだろ?

と思いながら俺はそれを追いかけて中庭に行こうとして立ち上がった




「おっ何してんだよ、寝てろ」



と、見てないようにして
ちゃんと監視役の役目を果たしていた結真が言ってきた




「さっきさ
上からなんかふってきたから
中庭に行くんだ」




「中庭に行くんだ!
ぢゃなくて、寝てろって」




「帰ったらちゃんと寝るからさ
今は行かせて」




「はーしょうがねーなー
そのかわり俺付きだかんな?」




「了解、ぢゃあ行こ」




「あぁ」