「恋音、いつからだったの?」
「はぁ、はぁ、夜中?」
「もしかして朝のも?」
「うん、喘息ぢゃない」
「そっ…か。」
「ごめんな、隠してて」
「本当だよ、結真が教えなかったら…」
「そうだよな…今考えたら結真が正解だよな・・・怒鳴ったりしてごめんな」
「いーょ、私も頭が混乱してたわけだし、んで心筋症?狭心症?
なんだったの?」
「結真は俺の狭心症がまたなったみたいな言い方してた」
「恋音、心臓もあったもんねー」
「薬で治ればいいけどな…」
「少しは痛いことしないと治らないよ、笑」
「結真は腕がいいから大丈夫!」
「どーでもいいけど泣いたり暴れたりしないでよ」
「ちょっと無理かな―」
「ふふ、ばかぢゃないの」
と恋音の頭をポンポンと軽く叩いていると
結真が帰ってきた


