自分でベッドに横になることは
出来たものの
やっぱり、
自ら腕を出す事は出来ない
「腕貸せ」
「…」
俺がまた黙ってしまうと
結真は俺の腕をがっしり掴んで
「あっちむいて目ぇつぶってろ」
と顔を反対側に向けさせられて
「よし、ぢゃあいくぞー」
という声と共に腕に激しい痛みが走った
「いったーーぃ」
「ごめん、ミスった」
「やややや、ミスるとか…
もうやだ帰る。心那出しても
帰るから、ぢゃ!」
「待てってば…、俺採血無理なんだ♪看護師にお願いするから」
「やだ、無理…」
俺が泣きながら結真にお願いしてると
結真が誰かに電話をかけていた


