「腹減った」
雄雅が言う
「確かに
つうか波夏の自由時間があと一時間しかねぇ!」
時計を見た祠希が慌てる
「なんだまだ1時間もあるんだ」
「「「はぁ?」」」
あたしの一言に三人が声をそろえる
「何?
だってあー1時間しかないって考えるよりも
1時間もあるって考えた方がその時間のんびり使えるじゃん
あたし小さいころから時間に縛られて生活してたから
そう考えるようにしてんの」
「なるほど・・・」
那智納得
「とりあえずなんか食いたい」
雄雅は相当空腹らしい
「俺焼きそば―」
「たこ焼きー」
那智と祠希が言う
「俺も焼きそば」
雄雅が言う
「じゃぁあたしは大阪焼き」



