「俺絶対見に行く!」


秦が言う



「ふざけんな


お前が行ったら余計あぶねぇよ」



海が秦に言う



「秦は千秋みたいにあたしのこと心配できないのかよ」




「心配する必要ねぇだろ


お前殴ってみろ


何倍になって返されるか」




「そこは否定できない」



みんなが笑いあたしもつられて笑った






あたしはこの場所が大好きなんだ


だからあたしは守らなきゃいけねぇ


たとえあたしを尊敬してくれてる人を傷つけたとしても









この時

桜のみんなも

夢紅のみんなも知らなかった



文化祭が


戦場になることは・・・