「さっき言ったよな?
なんで女なんかにって」
秦が口を開いた
「俺たちにとって嵐は
女だろうが男だろうが関係ねぇんだよ
こいつは自分のことを捨ててでも俺たちのために動く
他人のことを最優先で考えられる
そういう奴なんだ
だから例え俺たちが力で嵐に勝てたとしても
こいつを裏切るつもりはないし
何よりも人間性でこいつに勝てる人間はいない
俺たちにとって
嵐は嵐なんだ」
「秦・・・」
幹部の連中が全員うなずく
「俺たちは嵐がいるから全国一でいられる
お前らも海竜を認めることから始めるんだな」
「千秋・・・」
桜の総長で良かった
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