その時だった あたしの耳にバイクの音が届いた これは・・・・桜だ! 「残念でした あんたたちがバカにしたあり得ないことが先に起きちゃったみたいだぜ?」 「はぁ?」 乗り込んできた桜のバイクに顔色を変える黒豹の連中 「何で・・・さ・・・桜が・・・」 神嶋の慌てた顔 「波夏!無事だよな?」 「当たりめぇだろ まぁ散々バカにされたけどな」 秦の言葉に神嶋を睨みながら答える 「お・・お前・・・何者だ?!」 「さあね ただあたしは夢紅の女でも桜の女でもねぇよ」 ほんっとあたしここまでよく耐えた