「桜江波夏です」


少し間が空いて

女だぁーっていう歓声があがる





バカだこいつら


あたしが誰だか分かってねぇ





「じゃぁ後ろの席空いてるからそこ座れ」


「はい」


視線がうざい



席に着くだけでヤになった