「おはよ」



「おはー」


あたしが家のドアを開けると同時に千秋と秦も出てきた



「朝4時まで飲んでたとは思えないね」



二人の顔は違和感なし



「そういう嵐が一番ケロッとしてんじゃん」



千秋がエレベーターのボタンを押しながら言う



「当たり前


心配なのは酒臭くないかってことくらい」



寄ってはいなくても酒の匂いはどうしようもない



「まっなんとかなるっしょ」



秦はいつでも楽観的





「そういや嵐・・・」




♪♪♪♪♪♪♪♪♪


千秋の言葉を遮ったのはあたしの携帯