「じゃぁまた明日」


マンションの前で降ろしてもらう



「うん


ありがとう」




雄雅のバイクが見えなくなってから中に入った



エレベーターに乗り扉が閉まる





なんか疲れた


いきなり紅花に入れられて


夢紅に入れられて


連れ戻されて


引越して・・・って



「あたしの荷物は?!」



引っ越せはいいけどあたしの荷物!



忘れてたぁ



「しょうがない


秦に借りに行けばいいや」





あたしの部屋も秦の部屋も最上階



あたしはため息をつきながらエレベーターを降りた




「あれ?」