桜舞う




「何かしら?」


海がソファーを譲り母さんがそこに座る



「黒崎に乗り込む前に愁さんが波夏に言ってるのを聞いたんです


終わったら美羽さんから波夏に伝えることがあるって


それって何なんです?

俺たちも聞いて大丈夫ならお聞きしたいんですけど」



そう言えばそんなこと話してたな


つうかあたしが忘れてたのに何で秦が覚えてんだよ



「あーそれね


もうすぐ夏休みでしょ?

その間波夏にあたしの仕事やってもらおうと思ってね」




「はぁ????」



あたしは聞き返す



母さんの仕事は桜華会の表向き事業

この事業は実は超恐ろしかったりする



全ては親父の仕事を隠すため

そして親父の仕事を支援するために行われているため

普通の会社に始まり弁護士や医者、下手したら警察までも抱えてるんじゃないかって話


あたしですら全ては知らない


それをあたしがやる?

なんのために?