桜舞う





「波夏!!!!」



学校から家に戻りごろごろして

5時くらいに秦たちが来てのんびりしゃべっていたところに

母さんが怒鳴りこんできた


秦たちが一斉に母さんに頭を下げる


「あーただいま」


あたしはソファーに座ったままいう


「あれほどまっすぐ帰って来なさいって言ったのに

学校に顔出したのね」


「いいだろ別に

校長に挨拶しただけなんだから」


「そういう問題じゃないの

あんたはどこで何するか分からないんだから」


「隆黒に通う優等生にその言い方はないだろ

何もしねえよ」


「紅花には行ってないのよね?」


「まだ行ってねぇよ

こればっかりは親父に聞いてからにしようと思ってたし」


「ならいいわ

秦たちも座ってくれていいわよ」



「「「失礼します」」」


本当に母さん大げさ



「美羽さんあたし今日泊まっていい?」


まみが聞く



「まみはうちの子だからいつでもいいわよ

いつも言ってるでしょ?」



「ありがとう」




おそらく桜華会の中で母さんに敬語使ってないのは家族とまみだけだな



「そう言えば美羽さん」


口を開いたのは秦