「めっちゃ入りにくいんだけど入るぞ」
千秋の声が聞こえる
「悪かったな」
秦が入口の方に向かってそう言ってすぐに視界に千秋が入ってくる
「具合は?」
千秋に聞かれる
「そこそこ
2.3日で退院出来るってさ」
「そっか
撃たれた時はマジで焦ったぜ」
「心配かけて悪いな」
「「ほんとだぜ」」
千秋がそばにあった椅子に座る
「退院してからはどうすんだ?」
秦に聞かれる
「母さんが紅花に退学届出したってさ
実家から車出してくれるらしいからそれで通う
テストできっちり満点だったし変わりなくS組に戻る」
「こんなときまで自慢すんな」
秦が笑う
「でも」
「「ん?」」
「なるべく早く紅花に行きたい」



