「どういう意味だよ?」
兄貴が聞いた
「名前は水森かんな
所属は桜のレディースだ」
「あたし聞いた事ねえよ」
あたしが言う
「俺も」
秦の言葉に千秋たちも頷く
「水森・・・かんな・・・」
「瑞也知ってんのか?」
「聞いたことあるんだよなぁ・・・」
瑞也が頭を抱える
「・・・瑞也
潤の!」
白龍副総長の寛貴(ひろき)が言った
「潤の?」
千秋が聞く
「そうだ!
水森かんなって潤の女だ!」
つまり黒崎が真犯人って知らないってことか
「でも何で潤の女だったやつが桜に?」
要の言うとおりだ
「嵐!」
そこに駆け込んできたまみ



