イスラム教では信仰深く生きて死後天国に行けると、多数の美女に囲まれたハーレムのような毎日が送れるとされている。
 何回やっても処女のままでいる美女で、その人数は男性一人につき7、72、100などいろんな説がある。最近は72人説が多いようだ。

 が人類の半分は女なのだからイスラムの天国には「何回やっても童貞のままでいる72人のイケメンのチェリーボーイにかしずかれて暮らしている女性」がいなければいけないはずだ。
 しかしながら、コーランにそんな記述は一切ない。

 イスラムの天国は完全に男目線でしか描かれていない。男尊女卑を通り越して女性の存在を無視しているとしか思えない。
 イスラム教の国で女性の人権無視が未だにはなはだしいのは、これも一因ではないだろうか。

 日本神話は本来女神信仰だが、なにげに男尊女卑の概念が混じっている。
 イザナギ、イザナミの2神が最初に国産みをした時、女神であるイザナミが先に誘ったため「ヒルコ」という奇形の正体不明な何かが生まれてしまった。
 男神のイザナギが先に誘ったらうまく島が生まれた、という下りがある。